リボ払い(ボルビング払い)は、クレジットカードの支払い方法のひとつ。

リボ払いで商品を購入した場合には、購入代金を毎月決まった金額 5,000円 / 1万円 / 1.5万円…ずつ支払うというのが基本です。
【図1】
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【図1】で見ると、3万円の買い物をした場合、次月から毎月5,000円ずつの支払いをしています。

手数料(利息)を含めると、6か月で支払いが終わるということになります。

  支払日 支払元金   手数料 支払合計 支払残高
 8/10  5,000円  320円  5,320円  25,000円
 9/10  5,000円  318円  5,318円  20,000円
 10/10  5,000円  246円  5,246円  15,000円
 11/10  5,000円  191円  5,191円  10,000円
 12/10  5,000円  123円  5,123円  5,000円
 1/10  5,000円  63円  5,063円  0円

※手数料15%(金利)+元金定額方式(5,000円 / 月)で返済した場合(詳細後述)

リボルビング払いの種類とは?

リボ払いは大きく分けて、次の3種類があります。

  • 定額方式
    月々の支払額を一定にする方式
  • 定率方式
    残高に対する月々の支払いの割合を一定にする方式
  • 残高スライド方式
    残高に応じて支払金額を段階的に増減する方式

定額方式(元金定額方式・元利定額方式)

【図2】
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【図2】で示した例は、「元金定額方式」で支払いを行った例ですが、この元金とは商品代金(グラフの白い部分)を表します。

つまり、元金定額方式では月々5,000円という商品代金を定額で返済しながら、それに上乗せして毎月金利を払っていくという方法です。

これによって【図2】手数料15%の場合には、初月の支払い金額は元金 5,000円+手数料320円=合計5320円となります。

一方の『元利定額方式』の場合には、元利 =元金+手数料(利息)を合わせて毎月5,000円を払っていくという方法になります。

いずれの定額方式の場合にも、支払い期間の途中で利用残高が増えても月々の支払額は変動しないことが特徴です。

定率方式(元金定率方式・元利定率方式)

【図3】

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定率方式は残高に対して月々に支払う割合(%)を一定にする方式です。

上の例のように10万円の買い物をした場合には初月は、10万の10%=1万(+手数料)を支払い、次月は残りの9万の10%=9000円(+手数料)を支払うという具合になります。

これによって支払いの開始月が最も支払額が大きく、月を追うごとに支払額が徐々に減る形となるのが特徴です。

一般的に残高に対する支払い額の割合は、3%程度~10%程度の間で設定されます。

残高スライド方式

【図4】

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残高スライド方式では、支払額の残高によって月々の支払額を段階的に増減する方式です。

3万円の買い物をして、月々5,000円ずつの支払いをしていた人がすべての支払いを終える前に、20万円の買い物をリボ払いで行った場合には、翌月からの支払い金額が増額する、月の支払いは1万円・1.5万 etc となる仕組みです。

リボ払いのディメリットとリスク

  • 残高が分かりにくい
  • 利息(手数料)がほかの支払い方法よりも高い
  • クレジットカードの利用上限枠がいっぱいになる可能性がある
  • 残高スライド方式での支払い増額が負担になる

自分がいくら借りているか分からない!あと何回で支払いが終わる?!
リボ払いの場合、「一括払い」や「分割払い」などの他の支払い方法と比較して支払い残高(支払わなければならない残りの金額)が見えにくいということが最大の問題点となります。
特に定額方式で支払っている場合には、残高に関係なく毎月一定の金額を支払い続けることになるため、場合によっては残高が予想を超える金額になっていた、といった問題も起こりやすくなります。

お得だと思ってリボ払いにしたのに、実は損をしていた!
一般的に、クレジットカードでの一括払いの場合には手数料(利息)は0円、分割払いの場合にも2回分割までの手数料は0円となることがほとんどですが、リボ払いの場合、支払いの発生する初月から手数料が15%程度~かかります。
※ 月々の利息=借入金額(利用残高)×利率(年率)÷365×30で計算することができます。

突然ショッピングでクレジットが使えなくなり、確認したらカード上限を超えていた!
クレジットカードには利用上限枠が設定されており、リボ払い残高はクレジットの利用額としてカウントされるシステムとなっています。
50万が上限のカードでリボ払いによって20万の支払い残高(借り入れ金額)がある場合には、ショッピングで利用できるカードの利用金額は最大30万ということになります。
よって、リボ払いによる支払いが習慣となっている人の場合には、利用残高の蓄積によって知らず知らずのうちにカード上限をオーバーし、ショッピングでの利用が不可となってしまう可能性があります。

ある月からリボ払いの支払い額が急に増えた!
残高スライド方式の場合には一定の利金額までは月々の支払額が変わりませんが、それを超えると月々の支払い金額が一段階上がる仕組みとなっています。
例えば、30万までは月々の支払が5,000円、30万以上になると月々の支払が8000円に上がるetc..
ショッピングで残高が増えても月々の支払いが一定になると思い込んでいる人の場合、リボ払いの頻度が多くなるとある月から急に支払いが増えて思わぬ負担となる事があります。

リボ払いの返済に困る…対処方法

リボ払いを、いつになっても払い終えることが出来ない!という人は、次の方法で早く支払いを終える工夫をしてみるのがよいでしょう。

支払い残高が分からないという場合は、カード会社の利用明細のリボ払いの項目をチェックし「今回お支払い後残高」から確認できます。

月々の支払額を増やす

リボ払いの月々の支払額は、後で変更できる場合がほとんどです。

多くの場合には、最低支払い額として2,000円~5,000円などで設定されており、月々の支払金額を低く設定することは「負担が少ない」ことを、メリットとして紹介しています。

ですが、この支払い方法は逆に言いかえると、支払いを長引かせる=手数料(金利)をより多く支払う、という事にもなります。

例えば、残額が10万残っている人の場合、そのまま月々5,000円で全て払い終えるのと、月々10,000円で払い終えるのでは、支払い期間・手数料にかなりの差がでます。

そのまま月5,000円で払い続けた場合

利息15%+元金定額方式(5,000円 / 月)で返済した場合

  • 支払い終えるまでにかかる期間
    20か月で手数料の合計は2,942円

月10,000円に変更した場合

利息15%+元金定額方式(10,000円 / 月)で返済した場合

  • 支払い終えるまでにかかる期間
    10か月で手数料の合計は6,697円
 リボルビング払いの元金が減らず支払いに困っている方はこちらをチェック!!
関連記事:リボ払いの残高が減らない!損をしている利息を減らす方法

臨時収入が入ったらまとめて支払う

ボーナス時などお金に余裕がある月には、月々の支払いにプラスしてリボ払いをすることで、支払いを完了するまでの期間を短くすることができます。

【図5】
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【図5】ですが、18%の手数料(金利)を月1万の定額方式で支払う場合には、支払い終えるまでに6か月・手数料合計は2,343円になります。

一方、臨時の支払いとして2か月目に2万をプラスした場合には、支払いを終えるまでの期間は4か月・手数料合計は1,510円となり、かなりの差が出ることが分かります。

コンビニから手軽に繰り上げ返済

コンビニなどに設置されている、ほとんどのATMではリボ払いの繰り上げ返済を、行うことが可能です。

  • ATM操作方法
    ATMの画面上「クレジット」または「預け入れ」から「返済」を選択

お金に余裕がある時には、月々の返済に加えて支払いを積極的に行うことで、払いを終えるまでの期間を短くし、手数料をより少なく抑えることができます。